一般動詞

たむかい学習教室
6月5日
読了時間: 8分

一般動詞

　当ブログでは、授業のポイント解説をしています。

　英語の文には必ず動詞が使われ、英語の学習では、動詞の理解がいちばんのポイントになります。英文を読むときには、どの単語が動詞で、どんな使い方をするのかに注目します。６月に入り、中１の塾生たちは「一般動詞」について学習しています。

２種類の動詞

動詞は大きく分けて２種類

「be動詞」

日本語で「である、ある、いる、なる」の意味

現在の文：is / am / are

過去の文：was / were

be動詞は動きを表す語ではなく、状態や存在を表す語としてとらえます。

I am twelve. 私は12歳

She is kind. 彼女はやさしい

He is in his room now. 彼は今自分の部屋にいる

They are from America. 彼らはアメリカ出身

I am running. 私は走っている（走り続けている状態）

「一般動詞」

動作（動き）を表す語

be動詞以外の動詞

例

do（する）　play（遊ぶ）　make（作る）　run（走る）

see（見る）　like（好む）　read（読む）　have（持つ）　know（知っている）

get / become（～になる、～に変化する）

"see"や"like"などは、動きを表す語かどうか分かりにくい単語かもしれませんが、「見る」や「好む」も日本語では動詞になります。中学１年生は、国語の文法でも動詞について学習します。

一般動詞の使い方

「主語＋動詞」の順

I do my homework every day.

私は毎日宿題をする

I like the soccer player.

私はそのサッカー選手が好き

I sometimes play tennis.

私は時々テニスをする

日本語では動詞は文の最後に来ますが、英語では主語のあとに動詞が来ます。

また、"I sometimes play tennis."のように、主語と動詞の間に語をはさむ場合があります。"sometimes"（時々）は「副詞」という種類の語で、副詞は一般動詞の前に置くことがあります。※be動詞では、"is/am/are"の後。

"NG"の使い方

一般動詞は連続しない

◎ I like soccer.

　サッカーが好き

◎ I play soccer.

　サッカーをする

✖ I like play soccer.

上の文のように、一般動詞を並べて使うことはできません。

仮に「サッカーをするのが好き」という文にする場合は、

I like playing soccer.

I like to play soccer.

のように、動詞の"like"に続く語を「~ing」形にしたり、「to」でつなぎます。

※"help"（手伝う）のすぐ後に一般動詞（原形）が連続する場合など、例外もあります。

be動詞と一般動詞も連続しない

◎ I like music.

　音楽が好きです

✖ I am like music.

主語のあとに続く語は、be動詞か一般動詞どちらか１つです。

"like"を「好きです」と表す日本語訳がありますが、「～です」＝be動詞とは限りません。

疑問文

相手に質問する・たずねる文

"Do / do"から始める

Do you have a dog?

犬を飼っていますか

Do you like dogs?

犬が好きですか

主語のあとに一般動詞を使う疑問文では、be動詞から始めることはできません。

✖ Are you have a dog?

主語が三人称単数のときは、Does/doesから始めます。

疑問詞（what）を使う場合

What do you do on Sundays?

あなたは日曜日に何をしますか

What do you study on Mondays?

あなたは月曜日に何を勉強しますか

疑問文では、"what"（何？）などの疑問詞を、文の最初に置くというルールがあります。

疑問詞のあとは、doから始める疑問文の形にします。

また、「What do you do on Sundays?」の文のように、"do"には２つの使い方があることも押さえます。

疑問文の初めの"do"→ 助動詞（日本語の意味は持たない）

主語のあとの"do"→ 一般動詞（「～をする」の意）

否定文

「～しない」の文

主語のあとに"do not"/ "don't"

I do not study on Sundays.

日曜日は勉強しない

I don't play soccer, but I play basketball.

サッカーはしない。でもバスケはする。

疑問文と同じように、否定文でも助動詞の"do"を使います。

"don't"は、"do not"の短縮形（縮めた言い方）で、会話の場面でよく使われます。

一般動詞まとめ

★動きをあらわす語

★主語のあとに置く「主語＋動詞」

★疑問と否定の文には"do"を使う

👉be動詞

👉三単現

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