- たむかい学習教室

- 7月12日
- 読了時間: 17分
事象と確率 高校数学

当ブログでは、授業のポイント解説をしています。
1学期も終盤に入り、高校数学Aでは「確率」の学習に入っています。確率でいう事象は、試行によって起こり得る結果のことで、確率を求めるときに使う和事象と積事象、余事象については、「集合」「順列」「組合せ」の学習がもとになります。
問題
1個のさいころを投げるとき、次の場合の確率を求めよ。
1)4以下の目が出る。
2)3の倍数の目が出る。
1)
すべての出方 6通り
4以下 1,2,3,4 4通り
確率 4/6=2/3
2)
3の倍数 3,6 2通り
確率 2/6=1/3
問題
赤玉2個、白玉4個の入った袋から、玉を1個取り出すとき、白玉の出る確率を求めよ。
すべての取り出し方 6通り
白玉を取り出す場合 4通り
確率 4/6=2/3
問題
3個のさいころを同時に投げるとき、次の場合の確率を求めよ。
1)すべて1の目が出る。
2)すべて奇数の目が出る。
1)
1個につき1が出る確率 1/6
3個すべて1が出る確率
(1/6)³=1/216
2)
1個につき奇数が出る確率
3/6=1/2(1,3,5の3つ)
3個すべて奇数が出る確率
(1/2)³=1/8
問題
2個のさいころを同時に投げるとき、次の場合の確率を求めよ。
1)目の和が10以上になる。
2)大きい目から小さい目を引いた差が4になる。
1)
すべての出方 36通り
目の和が10以上の場合 6通り
(4,6)(6,4)(5,5)(5,6)(6,5)(6,6)
確率 6/36=1/6
2)
大きい目と小さい目の差4 4通り
(2,6)(6,2)(1,5)(5,1)
確率 4/36=1/9
問題
A、B、C、D、E、F、Gの7人の水泳選手のコース順を、くじ引きで決めるとき、次の場合の確率を求めよ。
1)Aが1コースにくる。
2)AまたはBが1コースにくる。
3)Aが1コース、Gが7コースにくる。
1)
Aのすべての引き方 7通り
Aが1コースを引く場合 1通り
確率 1/7
※
7人の順列の総数 7!
Aを1コースに固定、他6人の順列の総数 6!
確率 7!/ 6!=1/7
2)
Bが1コースを引く場合 1通り
確率 1/7
AまたはBの確率だから
1/7+1/7=2/7
※
Aを1コースに固定の場合、他6人の順列の総数 6!
Bを1コースに固定の場合、他6人の順列の総数 6!
AとBは同じコースに来ないから、それぞれの総数を合わせて、6!+6!
確率 (6!+6!)/ 7!=2/7
3)
Gが残り6つのくじから7コースを引く場合 1通り
確率 1/6
AかつGの確率だから
1/7×1/6=1/42
※
Aを1コース、Gを7コースに固定
他5人の順列の総数 5!
確率 5!/ 7!=1/42
問題
20人の生徒から4人の委員をくじ引きで選ぶとき、ある特定のA、Bがともに委員として選ばれる確率を求めよ。
20人から4人選ぶ組合せ
20C₄
=20・19・18・17 / 4・3・2・1
=5・19・3・17 通り
他2人がすでに選ばれていて、残り18人からAとBを選ぶ組合せ
18C₂
=18・17 / 2・1
=9・17 通り
確率
9・17 / 5・19・3・17
=3 / 5・19
=3/95
問題
白玉2個、赤玉4個の入った袋から玉を取り出す。
1)2個の玉を同時に取り出すとき、2個とも赤玉である確率を求めよ。
2)3個の玉を同時に取り出すとき、白玉1個、赤玉2個が出る確率を求めよ。
1)
計6個から2個取り出す組合せ
₆C₂=15通り
赤玉4個から2個取り出す組合せ
₄C₂=6通り
確率 6/15=2/5
2)
計6個から3個取り出す組合せ
₆C₃=20通り
白1個かつ赤2個の組み合わせだから
₂C₁×₄C₂=12通り
確率 12/20=3/5
問題
くじが10本あり、このうち4本が当たりくじである。このくじから同時に3本引くとき、2本だけ当たる確率を求めよ。
計10本から3本引く組合せ
10C₃=120通り
当たり4本から2本引く組合せ
₄C₂=6通り
はずれ6本から1本引く組合せ
₆C₁=6通り
当たり2本かつはずれ1本だから、積の法則より、
6×6=36通り
以上から、
確率 36/120=3/10
問題
A、B、Cの3人がじゃんけんを1回するとき、次の場合の確率を求めよ。
1)AとBの2人が勝つ。
2)1人だけが勝つ。
1)
1人につき3通りの出し方だから、
すべての組合せ 3³=27通り
AとBが勝つにはCと違う手が出ればよいから、
AとBが勝つ組合せ 3通り
確率 3/27=1/9
2)
1)より、Cだけ負けとCだけ勝ちは同じ確率
1人につき、1人だけ勝つ確率は1/9
AまたはBまたはCの確率だから
1/9+1/9+1/9
=1/3
問題
3個のさいころを同時に投げるとき、次の場合の確率を求めよ。
1)目の和が6になる。
2)目の積が5の倍数になる。
1)
すべての目の出方 6³=216通り
和が6になる出方
(1,1,4)の場合
(1,1,4)(1,4,1)(4,1,1) 3通り※
(1,2,3)の場合 3!=6通り
(2,2,2)の場合 1通り
確率 10/216=5/108
※
同じものを含む順列の総数
すべての個数r 同じものの個数n
r!/n!
(1,1,4)
すべての個数3、同じものの個数2
3!/2!=3通り
2)
積が5の倍数
少なくとも1つのさいころの目が5の場合
(すべての出方)-(どの目も5でない場合)
どの目も5でない場合の数 5³=125
積が5の倍数になる出方は、
216-125=91
確率 91/216
問題
大中小の3個のさいころを投げるとき、次の場合の確率を求めよ。
1)出る目がすべて異なる。
2)大中小の順に、出る目が小さくなる。
1)
すべての目の出方 6³=216通り
大の目 6通り
中の目 大以外の目 5通り
小の目 大・中以外 4通り
すべて異なる場合の数(大かつ中かつ小の場合)
6×5×4=120通り
確率 120/216=5/9
2)
大 ①②③④⑤➅
中 ①②③④⑤➅
小 ①②③④⑤➅
上図のように、さいころ3個に分けて6→5→4、5→4→3、・・と数えていく場合と、
下図のように、さいころ1個の中だけで数えていく場合は同じことになる。
①②③④⑤➅ ①②③④⑤➅ ...
異なる6つの数字から3つを選ぶ組合せだから、
₆C₃=20通り
確率 20/216=5/54
問題
次の考え方は間違っている。正しい考え方で確率を求めよ。
1)3枚の硬貨を同時に投げるとき、(表、裏)の枚数について、(3,0)、(2,1)、(1,2)、(0,3)の4通りがある。よって、3枚とも表が出る確率は1/4である。
2)2個のさいころを同時に投げるとき、目の積は偶数か奇数になる。したがって、目の積が偶数になる確率は1/2である。
1)
3枚の硬貨を区別すると、起こり得る場合は全部で8通りある。
そのうち、(表、裏)の出方について、(3,0)は1通り、(2,1)は3通り、(1,2)は3通り、(0,3)は1通り。
したがって、3枚とも表が出る確率は1/8。
2)
2個のさいころを区別すると、起こりうる場合は全部で36通りある。そのうち、目の積が偶数になる場合は27通り。
したがって、目の積が偶数になる確率は3/4。
※
偶数×奇数のとき
(1,②か④か➅) 3通り
(3,〃) 3通り
(5,〃) 3通り
片方偶数のとき
(2,①~➅) 6通り
(4,①~➅) 6通り
(6,①~➅) 6通り
計27通り
※
(すべての出方)-(積が奇数)
積が奇数になるのは、奇数×奇数
(1,①か③か⑤) 3通り
(3,〃) 3通り
(5,〃) 3通り
よって、36-9=27通り
問題
A、B、C、D、E、F、G、Hの8文字を無作為に横1列に並べるとき、次の場合の確率を求めよ。
1)AとBが両端にある。
2)AはBより左で、BはCより左にある。
1)
異なる8文字を並べる順列 8!
AとBは右端か左端のどちらかだから、並び方は2!
残りの異なる6文字を並べる順列の総数は6!
積の法則より、AとBが両端にある場合は、2!×6!
確率は、
2!×6!/8!
=1/28
2)
AはBより左にある
BはCより左にある
以上から、3つの文字は、他の文字の間に入ったとしても、左からA→B→Cの順に並ぶ。
同じものを含む順列の数は、8!/3!
求める確率は、
8!/3!÷8!
=1/3!
=1/6
※
同じものを含む順列の総数
すべての個数r 同じものの個数n
r!/n!
問題
大人6人、子ども2人が、くじ引きで席を決めて円卓に座るとき、次の場合の確率を求めよ。
1)子ども2人が隣り合う。
2)子ども2人が真正面に向かい合う。
1)
円順列だから、順列の総数は(8-1)!=7!
子ども以外の6席に座る大人の順列の総数 6!
子ども2人の順列の総数 2!
確率
6!×2!/7!=2/7
2)
子どもから見て、右手と左手の3席ずつに大人が座る。
計6席に座る順列の総数 6!
確率 6!/7!=1/7
問題
赤玉と白玉が合わせて8個入った袋から、2個の玉を同時に取り出すとき、2個とも赤玉である確率が5/14であるという。赤玉の個数を求めよ。
赤玉の個数をxとする
計8個から2個取り出す組合せ
₈C₂=28通り
赤玉x個から2個取り出す組合せ
xC₂
=x(x-1)/ 2
確率5/14から
x(x-1)/ 2×1/28=5/14
x(x-1)=20
x²-x-20=0
(x-5)(x+4)=0
x=5(x>0)
よって、5個
問題
3個のさいころを同時に投げるとき、次の場合の確率を求めよ。
1)出る目の積が150になる。
2)出る目の積が18になる。
3)出る目の積が135以上となる。
1)
すべての出方 6³=216通り
150=2×3×5²
よって、出る目は5が2個、6が1個出た場合のみ(5,5,6)
この順列の総数は、3個のうち同じものが2個あるから、
3!/2!=3通り
以上から、
確率 3/216=1/72
2)
18=2×3²
よって、(1,3,6)と(2,2,3)が出た場合
1と3と6の順列の総数は、異なる3個から3個並べるから、
3!=6通り
2と2と3の順列の総数は、3個のうち同じものが2個あるから、
3!/2!=3通り
(1,3,6)または(2,2,3)のときだから、和の法則より、
6+3=9通り
以上から、
確率 9/216=1/24
3)
積の最大値は、6×6×6=216
次に大きい値は、順に
5×6×6=180
5×5×6=150
4×6×6=144
5×5×5=125(適さない)
となり、(6,6,6)(5,6,6)(5,5,6)(4,6,6)が出た場合になる。
(6,6,6) 1通り
(5,6,6) 3通り
(5,5,6) 3通り
(4,6,6) 3通り
以上から、
確率 10/216=5/108
問題
1個のさいころを投げるとき、「奇数の目が出る」という事象をA、「素数の目が出る」という事象をBとする。
1)事象A∩B、A∪Bを表す集合をそれぞれ求めよ。
2)確率P(A∩B)、P(A∪B)をそれぞれ求めよ。
1)
A={1,3,5}
B={2,3,5}
A∩B={3,5}
A∪B={1,2,3,5}
2)
目の出方 6通り
A∩B 2通り
P(A∩B)=1/3
A∪B 4通り
P(A∪B)=2/3
問題
1から10までの10枚の番号札の中から1枚引くとき、次の事象のどれとどれが互いに排反であるか。
事象A:偶数の札が出る
事象B:奇数の札が出る
事象C:6の約数の札が出る
事象D:7の札が出る
A={2,4,6,8,10}
B={1,3,5,7,9}
C={1,2,3,6}
D={7}
よって、
AとB AとD CとD
問題
1等、2等、3等の当たる確率がそれぞれ5/100、10/100、30/100であるくじがある。このくじを1本引くとき、次の場合の確率を求めよ。
1)1等または2等が当たる。
2)1等、2等、3等のいずれかが当たる。
1)
2つの事象「1等が当たる」「2等が当たる」は互いに排反であるから、加法定理より、
5/100+10/100
=15/100
=3/20
2)
「3等が当たる」と上の2つの事象は互いに排反であるから、加法定理より、
5/100+10/100+30/100
=45/100
=9/20
問題
白玉5個、赤玉6個、青玉1個の入った袋から、2個の玉を同時に取り出すとき、2個とも同じ色である確率を求めよ。
計12個から2個取り出す組合せ
12C₂=66通り
2個とも同じ色であるのは、
「白玉5個から2個」または「赤玉6個から2個」取り出すとき
₅C₂=10通り
₆C₂=15通り
和の法則より、計25通り
確率 25/66
問題
赤玉5個、白玉7個の入った袋から、4個の玉を同時に取り出すとき、その中に赤玉が3個以上含まれる確率を求めよ。
計12個から4個取り出す組合せ
12C₄=495通り
赤玉3個以上であるのは、
「赤玉5個から3個」かつ「白玉7個から1個」取り出すとき
₅C₃=₅C₂=10通り
₇C₁=7通り
積の法則より、計70通り
「赤玉5個から4個」取り出すとき
₅C₄=₅C₁=5通り
赤玉3個以上であるのは、和の法則より、計75通り
確率 75/495=5/33
問題
4枚の硬貨を同時に投げるとき、表が3枚以上出る確率を求めよ。
すべての出方
1枚の硬貨につき2通りあるから 2⁴=16通り
(表、表、表、裏)の場合
4枚のうち3枚が同じだから、同じものを含む順列の式より、
4!/3!=4通り
(表、表、表、表) 1通り
合わせて計5通り
確率 5/16
問題
大小2個のさいころを投げるとき、次の事象の余事象をいえ。また、余事象の確率から、もとの事象の確率を求めよ。
1)目の和が5より大きい
2)異なる目が出る
1)
余事象「目の和が5以下」
5以下になるのは、
(1,1) (1,2) (1,3) (1,4) (2,1) (2,2) (2,3) (3,1) (3,2) (4,1)
すべての出方 6×6=36通り
余事象の確率 10/36=5/18
もとの確率=1-余事象の確率だから、
1-5/18
=13/18
※
A={x>5} A⁻={x≦5}
2)
余事象「同じ目が出る」
同じ目になるのは、
(1,1)~(6,6) 6通り
余事象の確率 6/36=1/6
もとの確率は、
1-1/6
=5/6
問題
1から100までの100枚の番号札から1枚引くとき、5の倍数または8の倍数が出る確率を求めよ。
5の倍数 100÷5=20個
確率 20/100
8の倍数 100÷8=12.5 12個
確率 12/100
重複している倍数 40と80の2個
確率 2/100
重複する倍数は除くから
20/100+12/100-2/100
=3/10
※
一般の和事象の確率
P(A∪B)
=P(A)+P(B)-P(A∩B)
問題
赤玉4個、青玉6個、黄玉3個の入った袋から、4個の玉を同時に取り出すとき、次の場合の確率を求めよ。
1)少なくとも2個は黄玉が出る。
2)取り出した玉にどの色のものも含まれる。
1)
計13個から4個取り出す組合せ
13C₄=13・11・5 通り
「少なくとも」2個だから、「黄玉3個から2個と他色10個から2個」または「黄玉3個から3個と他色10個から1個」の組合せを求める。
「黄玉3個から2個と他色10個から2個」
₃C₂×10C₂
=3×45
=135通り
「黄玉3個から3個と他色10個から1個」
₃C₃×10C₁
=1×10
=10通り
少なくとも2個は黄玉が出る組合せは、和の法則より、145通り
確率
145/ 13・11・5
=29/143
2)
どれか1色は2個、それ以外は1個ずつの組合せ
赤玉が2個の場合
₄C₂×₆C₁×₃C₁
=6×6×3
=108通り
青玉が2個の場合
₄C₁×₆C₂×₃C₁
=4×15×3
=180通り
黄玉が2個の場合
₄C₁×₆C₁×₃C₂
=4×6×3
=72通り
どの色のものも含まれる組合せは、和の法則より、
108+180+72=360通り
確率
360/ 13・11・5
=72/143
問題
当たりくじ4本を含む10本のくじがある。このくじから同時に3本引くとき、次の場合の確率を求めよ。
1)3本ともはずれる。
2)少なくとも1本が当たる。
1)
計10本から3本引く組合せ
10C₃=120通り
はずれ6本から3本引く組合せ
₆C₃=20通り
確率 20/120=1/6
2)
少なくとも1本当たるの余事象は「3本ともはずれる」
少なくとも1本当たる確率は、1-余事象の確率だから、
1-1/6
=5/6
問題
3個のさいころを同時に投げるとき、次の場合の確率を求めよ。
1)少なくとも2個の目が同じである。
2)3個の目の積が偶数である。
1)
「すべて異なる目が出る」の余事象
すべての目が異なる場合
1個目 6通り
2個目 残り5通り
3個目 残り4通り
積の法則より、6×5×4=120通り
※
1個目かつ2個目が異なる
2個目かつ3個目が異なる
1個目かつ3個目が異なる
すべての出方 6³=216通り
余事象の確率 120/216=5/9
少なくとも2個の目が同じである確率は、
1-5/9
=4/9
2)
3つの目がすべて奇数のときに、積は奇数になる。
「積が奇数である」の余事象
積が奇数である場合
各さいころの目が奇数の場合は3通りだから、3×3×3=27通り
余事象の確率 27/216=1/8
3個の目の積が偶数である確率は、
1-1/8
=7/8
問題
赤玉5個、白玉6個の入った袋から、4個の玉を同時に取り出すとき、次の場合の確率を求めよ。
1)4個とも同じ色の玉が出る。
2)赤玉と白玉が出る。
1)
計11個から4個取り出す組合せ
11C₄=11・10・3 通り
「赤玉5個から4個」または「白玉6個から4個」取り出す組合せ
₅C₄=₅C₁=5通り
₆C₄=₆C₂=15通り
和の法則より、5+15=20通り
確率
20 / 11・10・3
=2/33
2)
4個の中に、別々の色が含まている場合だから、「4個とも同じ色の玉が出る」の余事象である。
余事象の確率 2/33
よって、赤玉と白玉が出る確率は、
1-2/33
=31/33
問題
白玉7個、赤玉3個の入った袋から、6個の玉を同時に取り出すとき、白玉の個数が赤玉の個数より多い確率を求めよ。
計10個から6個取り出す組合せ
10C₆=10C₄=5・3・2・7 通り
白玉の個数が赤玉より多い場合は、
白玉6個 赤玉0個
白玉5個 赤玉1個
白玉4個 赤玉2個
白玉7個から6個、赤玉3個から0個取り出す組合せ
₇C₆×₃C₀
=₇C₁×1
=7通り
白玉7個から5個、赤玉3個から1個取り出す組合せ
₇C₅×₃C₁
=₇C₂×₃C₁
=21×3
=63通り
白玉7個から4個、赤玉3個から2個取り出す組合せ
₇C₄×₃C₂
=₇C₃×₃C₂
=35×3
=105通り
これらの組み合わせは、和の法則より、
7+63+105=175通り
求める確率は、
175 / 5・3・2・7
=5/6
問題
50から100までの番号札が各数字1枚ずつある。この中から1枚引くとき、その番号が次のような数である確率を求めよ。
1)3の倍数
2)7の倍数
3)3の倍数または7の倍数
4)3の倍数でも7の倍数でもない
1)
51から100までの札は50枚
50から100までの札は51枚になる
1から100までの3の倍数
100÷3=33.3 33枚
1から49までの3の倍数
49÷3=16.3 16枚
よって、51枚の中にある3の倍数の札は、
33-16=17枚
確率 17/51=1/3
2)
1から100までの7の倍数
100÷7=14.2 14枚
1から49までの7の倍数
49÷7=7 7枚
よって、51枚の中にある7の倍数の札は、
14-7=7枚
確率 7/51
3)
3の倍数と7の倍数で、重複する数
50から100までの中に、63と84の2枚ある
※21×3=63 21×4=84
重複する数を引く確率 2/51
求める確率は、
1/3+7/51-2/51
=22/51
4)
「3の倍数または7の倍数」の余事象
求める確率は、
1-22/51
=29/51
問題
3個のさいころを同時に投げるとき、次の場合の確率を求めよ。
1)出る目の最小値が3以上である。
2)出る目の最小値が3以上5以下である。
3)出る目の最小値が3である。
1)
各さいころの目は3,4,5,6の4通り
1個目 4通り
2個目 4通り
3個目 4通り
3,4,5,6が1個目かつ2個目かつ3個目に出るときだから、積の法則より、
4×4×4=64通り
すべての出方 6³=216通り
確率 64/216=8/27
2)
(最小値3以上)-(最小値6以上)
最小値3以上 64通り
最小値6以上 すべて6だから1通り
よって、64-1=63通り
確率 63/216=7/24
3)
(最小値が3以上)-(最小値4以上)
※最小値=4、最小値=5、最小値=6の場合の数を引いて求める。
最小値4以上の場合
各さいころの目が4,5,6の3通りだから、3³=27通り
よって、出る目の最小値が3の場合は、
64-27=37通り
確率 37/216
問題
1から10までの自然数から異なる3個の数を選び出すとき、次の場合の確率を求めよ。
1)最大の数が8である。
2)最大の数が8で、かつ最小の数が4以下である。
1)
計10個から異なる3個を選ぶ組合せ
10C₃=120通り
最大が8だから、1~7の7個から2個選ぶ組合せ
₇C₂=21通り
確率 21/120=7/40
2)
最小の数をa、次に大きい数をbとする。
a=1のとき、bは2から7までの6通り
a=2のとき、bは3から7までの5通り
a=3のとき、bは4から7までの4通り
a=4のとき、bは5から7までの3通り
aが1または2、3、4のいずれかだから、和の法則より、
6+5+4+3=18通り
確率 18/120=3/20
【 たむかい学習教室 】
完全1対1 個別指導
教員経験20年のプロ講師による完全マンツーマン指導!
追加料金なしの安心の授業料で、手厚いサポート!
全科目対応で、幅広い学習ニーズにお応えいたします!

多くの生徒さんや親御さんのご期待に、本当の意味でお応えできるよう、当塾では「生徒一人に教師一人」の授業で、塾生の学習を本格的にサポートしております。
塾生のホンネ
「数学や英語が苦手。何から始めたらいい?」
「長い問題文が苦手。どうしたらいい?」
「学校の授業で難しいことが増えてきた」
「受験が不安。テスト成績を上げていきたい」

完全1対1授業でホンネを解決!
★苦手の克服に最適★
★受験に強い個別指導★
★経験豊富な講師の一貫指導★
★安心の授業料で全力サポート★

★苦手の克服に最適★
5教科対応、完全マンツーマンで指導いたします。弱点を着実に克服でき、「わかる・できる」につながります。学校の授業が定着しやくすなり、成績アップも期待できます。
★受験に強い個別指導★
入試の出題範囲は広く、十分な対策時間と学習量が必要になります。受験に向けて、対策時間と学習量をしっかりと確保できるのは、完全1対1授業の強みです。
★経験豊富な講師の一貫指導★
教員経験20年の講師が確かなノウハウで、難解な内容もわかりやすく丁寧に指導いたします。初めての受講生からも「分かりやすい」「納得の解説」と好評です。
★安心の授業料で全力サポート★
入塾費や高額な教材費、授業料以外にいただく追加料金は一切ございません。安心の授業料で全力サポートいたします。
<1か月授業料(税込)>
90分授業:14,800円(月4回)
120分授業:17,600円(月4回)
(例)1回・90分授業の場合
教師1名・生徒3名の複数指導
→1名につき30分の個別指導
指導時間3分の1、実質料金は割高に。
↕
教師1名・生徒1名の完全個別指導
⇒完全90分の個別指導(当塾)
生徒1名に100%の指導時間
親御さんの声
「できる問題が増え勉強に自信がついたようで、期待感があります」
「苦手だった英語と数学が伸び始めたので、正直ホッとしています」
「成績の伸び幅と年間の費用を考えると、転塾して正解でした」
合格実績
八戸高 八戸東高 八戸北高 八戸西高 国立八戸高専 八戸工業高 八戸商業高 八戸工業大学第一高 八戸工業大学第二高 千葉学園高 八戸聖ウルスラ学院・英語科
八戸聖ウルスラ学院中学 八戸工大二高附属中学
指導実績
八戸市立第一中 第二中 第三中 長者中 根城中 白山台中 白銀中 鮫中 大館中 東中 下長中 北稜中 是川中 南浜中 明治中 中沢中 工大二高附属中 階上中 福地中
八戸東高 八戸北高 八戸西高 仙台育英学園高ILC
吹上小 中居林小 柏崎小 長者小 根城小 新井田小 旭ヶ丘小 西園小 南郷小
今年度塾生28名(2025年4月現在)
「体験学習」を実施しています
通塾をご検討の方に無料体験学習を実施しております。
当日の学習科目は希望制です。小学生から中高生まで、ご要望にお応えできるよう授業を進めさせていただきます。

ご入塾までの流れ
体験学習(60分)
入塾をご希望の場合、
保護者面談の日程調整
↓
保護者面談(40分程度)
お子様の受講に関わるご説明
保護者の方からのご相談・ご要望
↓
受講開始手続き
体験学習・実施日時はこちら
塾生の声
苦手意識から「自信」へ
(中学3年)

今まで分からないことが多く、学校の授業についていけないことがあったり、テストで全く解けない問題もありましたが、先生から考え方や解き方を分かりやすく丁寧に教えてもらい、解ける問題が増えてテストの点数が大きく上がりました。この教室に通って、勉強に自信が持てるようになりました。
3年間の積み重ねで受験合格
(小学6年)

4年生の時から通い始めました。3年間の授業で、先生は分からない問題を理解しやすく、そしてやさしく教えてくれました。本当にこの塾で良かったと思っています。6年生の冬には、志望校の受験に合格することができました。一貫校に進むので、次は大学受験です。中学に上がっても、目標のためにこの塾で学んでいきます。
苦手の克服が高得点に
(高校1年)

苦手の英語を克服するために通い始めました。長文対策では、先生と一緒に音読練習や和訳などに繰り返し取り組み、テストでは高得点を取れるようになりました。通う前より、勉強の量だけでなく、勉強の質も上げることができました。他教科の苦手にも向き合って、「得意」に変えていけるよう、この教室で学習を続けていきたいです。
受講に関するお問い合わせ
ご相談はお気軽にお尋ねください

電話番号
050-3637-1500
電話受付 10:00-21:00
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住所
イオン田向店から車で1分
【周辺道路 車での所要時間】
八戸大野線
三陸道是川IC2分
パークホテル5分
八戸環状線
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10分圏内の地区
八戸市田向 吹上 南類家
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柏崎 青葉 類家 諏訪
長者 糠塚 沢里 根城
旭ヶ丘 新井田 妙
白山台 是川

2025.7.12 事象と確率 高校数学
