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  • 執筆者の写真: たむかい学習教室
    たむかい学習教室
  • 7月6日
  • 読了時間: 17分

確率 高校数学

たむかい学習教室 個別指導 塾 青森県 八戸市

当ブログでは、授業のポイント解説をしています。

高校数Aでは、「確率」の学習があります。2個のさいころがゾロ目になる場合のように、起こり得るすべての場合(36通り)と特定の場合(6通り)をもとに確率(1/6)を求めます。集合、順列、組合せの学習が基本になります。


問題

1)A、Bの2人を含む6人のリレー選手がいる。走る順番をくじ引きで決めるとき、Aが1番目、Bが6番目になる確率を求めよ。

2)A、Bの2人を含む4人が、くじ引きで順番を決めて横1列に並ぶとき、次の場合の確率を求めよ。

 ① Aが左端に並ぶ。

 ② Bが左端、Aが右端に並ぶ。


1)

6人全員の並び順

₆P₆=6!

他の4人の並び順

₄P₄=4!

求める確率

4!/6!

=4・3・2・1 / 6・5・4・3・2・1

1/30


2)①

4人全員の並び順 4!

他の3人の並び順 3!

3!/4!

=3・2・1 / 4・3・2・1

1/4

他の2人の並び順

2!/4!

=2・1 / 4・3・2・1

1/12


問題

1)赤玉4個、白玉5個の入った袋から、2個の玉を同時に取り出すとき、赤玉1個、白玉1個が出る確率を求めよ。

2)大人6人、子ども4人の合計10人の中から抽選で4人を選ぶとき、次のように選ばれる確率を求めよ。

 ① 大人が2人、子どもが2人

 ② 全員が子ども


1)

計9個から2個取り出す組合せ

₉C₂

=9・8 / 2・1

=36通り

赤玉4個から1個取り出す組合せ

₄C₁=4通り

白玉5個から1個取り出す組合せ

₅C₁=5通り

赤玉1個、白玉1個取り出す組合せ

積の法則より 4×5=20通り

以上から

20/36=5/9


2)①

計10人から4人選ぶ組合せ

10C₄

=10・9・8・7 / 4・3・2・1

=210通り

大人6人から2人選ぶ組合せ

₆C₂

=6・5 / 2・1

=15通り

子ども4人から2人選ぶ組合せ

₄C₂

=4・3 / 2・1

=6通り

大人2人、子ども2人選ぶ組合せ

15×6=90

以上から

90/210=3/7


子ども4人から4人選ぶ組合せ

₄C₄=1通り

以上から

1/210


A、Bの積事象 A∩B

AとBがともに起こる

A、Bの和事象 A∪B

AまたはBが起こる


問題

1から10までの番号札10枚から1枚引くとき、「奇数の番号を引く」という事象をA、「7以上の番号を引く」という事象をBとする。積事象A∩B、和事象A∪Bを集合で表せ。


A={1,3,5,7,9}

B={7,8,9,10}

A∩B={7,9}

A∪B={1,3,5,7,8,9,10}


排反

事象A、Bが同時に起こらない

A∩B=∅(空事象)


問題

1個のさいころを投げるとき、「偶数の目が出る」という事象をA、「2以下の目が出る」という事象をB、「3の倍数の目が出る」という事象をCとする。どの事象とどの事象が互いに排反であるか。


A={2,4,6} B={1,2} C={3,6}

A∩B={2}

A∩C={6}

B∩C=∅

よって、BとC


加法定理

事象A、Bが互いに排反であるとき

P(A∪B)=P(A)+P(B)


問題

1等から4等の当たる確率が、下のようなくじ引きがある。

1等 確率 2/100

2等 確率 5/100

3等 確率 10/100

4等 確率 20/100

このくじ引きを1回行うとき、各等が当たる事象は互いに排反である。このとき、次の場合の確率を求めよ。

1)3等または4等が当たる。

2)2等から4等までのいずれかが当たる。


1)

加法定理より

10/100+20/100

=30/100

3/10


2)

5/100+10/100+20/100

=35/100

7/20


問題

赤玉4個、白玉5個の入った袋から、2個の玉を同時に取り出すとき、2個が同じ色である確率を求めよ。


2個とも同じ色

A「2個とも赤玉が出る」

B「2個とも白玉が出る」

和事象A∪B(AまたはB)、AとBは互いに排反


計9個から2個取り出す組合せ

₉C₂=36通り

赤玉4個から2個取り出す組合せ

₄C₂=6通り

確率P(A)=6/36

白玉5個から2個取り出す組合せ

₅C₂=10通り

確率P(B)=10/36

加法定理より

P(A)+P(B)

=6/36+10/36

=16/36

4/9


問題

赤玉2個、白玉3個、青玉4個の入った袋から、3個の玉を同時に取り出すとき、3個とも同じ色である確率を求めよ。


計9個から3個取り出す組合せ

₉C₃=84通り

白玉3個から3個取り出す組合せ

₃C₃=1通り

確率 1/84

青玉4個から3個取り出す組合せ

₄C₃=4通り

確率 4/84

赤玉の場合なし

よって、

1/84+4/84

5/84


余事象

事象Aに対して「Aが起こらない」(A⁻・Aバー)

AとA⁻は互いに排反

加法定理から

P(A)+P(A⁻)=1

P(A⁻)=1-P(A)


問題

1)1から100までの100枚の番号札から1枚引くとき、5の倍数でない番号を引く確率を求めよ。

2)1から200までの200枚の番号札から1枚引くとき、3の倍数でない番号を引く確率を求めよ。


1)

5の倍数を引く確率

1から100までのうち、5の倍数は、

100÷5=20枚

よって、求める確率は、

1-20/100

=80/100

4/5


2)

3の倍数を引く確率

1から200までのうち、3の倍数は、

200÷3=66.6..だから、66枚

よって、求める確率は、

1-66/200

=134/200

67/100


問題

1から9までの番号札9枚から4枚を同時に引くとき、少なくとも1枚が偶数の番号である確率を求めよ。


「4枚とも奇数」の余事象である

計9枚から4枚引く組合せ

₉C₄=126通り

5枚の奇数札から4枚引く組合せ

₅C₄=5通り

4枚とも奇数を引く確率は、5/126

求めるのはこの余事象の確率だから

1-5/126

121/126


問題

2個のさいころを同時に投げるとき、次の場合の確率を求めよ。

1)少なくとも1個は2の目が出る。

2)異なる目が出る。


1)

「2個とも2以外の目が出る」の余事象

出る目は全部で、6×6=36通り

1個で2以外の目が出る確率は、5/6

2個で、5/6×5/6=25/36

求めるのはこの余事象の確率だから

1-25/36

11/36


2)

「同じ目が出る」の余事象

同じ目が出るのは6通り、確率は6/36=1/6

この余事象の確率だから

1-1/6

5/6


一般の和事象の確率

事象A、Bが互いに排反でないとき

P(A∪B)

=P(A)+P(B)-P(A∩B)

※AとBに重複している要素は除く


問題

1から30までの30枚の番号札から1枚引くとき、その番号が2の倍数または3の倍数である確率を求めよ。


A「2の倍数」

B「3の倍数」

AまたはBを引くときだから、P(A∪B)を求める。


A={2・1, 2・2, 2・3, ..., 2・15}

15通り

B={3・1, 3・2, 3・3, ..., 3・10}

10通り

A∩B

={6・1, 6・2, 6・3, 6・4, 6・5}

5通り

2の倍数を引く確率 15/30

3の倍数を引く確率 10/30

2の倍数かつ3の倍数を引く確率 5/30

以上から

15/30+10/30-5/30

=20/30

2/3


問題

1から50までの50枚の番号札から1枚引くとき、その番号が次のような数である確率を求めよ。

1)3の倍数または4の倍数

2)3の倍数でも4の倍数でもない数


1)

3の倍数{3・1, 3・2, 3・3, ..., 3・16}

16通り

4の倍数{4・1, 4・2, 4・3, ..., 4・12}

12通り

3の倍数かつ4の倍数

{12・1, 12・2, 12・3, 12・4}

4通り

3の倍数を引く確率 16/50

4の倍数を引く確率 12/50

3の倍数かつ4の倍数を引く確率 4/50

以上から

16/50+12/50-4/50

=24/50

12/25


2)

1)の余事象であるから

1-12/25

13/25


独立な試行の確率

2つの試行SとTが独立であるとき、Sで事象Aが起こり、かつTで事象Bが起こる確率p

p=P(A)×P(B)


問題

1枚の硬貨と1個のさいころを投げるとき、硬貨は表が出て、さいころは5以上の目が出る確率を求めよ。


2つの試行は独立である

1枚の硬貨で表が出る

確率 1/2

1個のさいころで5以上の目が出る(5と6)

確率 2/6

以上から

1/2×2/6=1/6


問題

2枚の硬貨と1個のさいころを投げるとき、次の場合の確率を求めよ。

1)硬貨は2枚とも表が出て、さいころは偶数の目が出る。

2)硬貨は1枚だけ表が出て、さいころは2以下の目が出る。


1)

硬貨

すべての組合せ 4通り

※表/表、裏/裏、表/裏、裏/表

2枚とも表が出る組合せ 1通り

確率 1/4

さいころ

偶数の目が出る 3通り(2,4,6)

確率 3/6

以上から

1/4×3/6=1/8


2)

硬貨

1枚だけ表が出る組合せ 2通り

確率 2/4

さいころ

2以下の目が出る 2通り(1,2)

確率 2/6

以上から

2/4×2/6=1/6


問題

1個のさいころを3回続けて投げるとき、3回とも1以外の目が出る確率を求めよ。


1以外の目が出る確率 5/6

それぞれの試行は独立であるから

(5/6)³

125/216


問題

1枚の硬貨を3回続けて投げるとき、次の確率を求めよ。

1)3回とも表が出る確率

2)少なくとも1回は裏が出る確率


1)

1回の試行で表が出る確率 1/2

それぞれの試行は独立であるから

(1/2)³

1/8


2)

「3回とも表が出る」の余事象

1-1/8

7/8


問題

Aの袋には赤玉3個と白玉2個、Bの袋には赤玉2個と白玉4個が入っている。A、Bの袋から1個ずつ玉を取り出すとき、次の確率を求めよ。

1)ともに赤玉を取り出す確率

2)同じ色の玉を取り出す確率

3)Aから赤玉、Bから白玉を取り出す確率

4)A、Bから取り出す玉の色が異なる確率


1)

Aの袋

赤玉を取り出す確率 3/5

Bの袋

赤玉を取り出す確率 2/6

それぞれの試行は独立であるから

3/5×2/6

1/5


2)

Aの袋

白玉を取り出す確率 2/5

Bの袋

白玉を取り出す確率 4/6

ともに白玉を取り出す確率は

2/5×4/6

=4/15

「ともに赤玉を取り出す」「ともに白玉を取り出す」の2つの事象は排反だから、

加法定理より

1/5+4/15

7/15


反復試行の確率

1回の試行で事象Aの起こる確率をp

この試行をn回行う反復試行で、Aがちょうどr回起こる確率

nCr×pのr乗×(1-p)のn-r乗


問題

1枚の硬貨を5回投げて表がちょうど2回出る確率を求めよ。


1回の試行

表が出る確率 1/2

反復試行を5回行い、表が2回出るから

₅C₂×(1/2)²×(1-1/2)⁵⁻²

=10×1/4×1/8

5/16


問題

1個のさいころを4回投げるとき、1の目がちょうど3回出る確率を求めよ。


1回の試行

1の目が出る確率 1/6

反復試行を4回行い、1の目が3回出るから

₄C₃×(1/6)³×(1-1/6)⁴⁻³

=4×1/216×5/6

=1/54×5/6

5/324



問題

赤玉2個、白玉4個の入った袋から玉を1個取り出し、色を見てからもとにもどす。この試行を6回行うとき、次の確率を求めよ。

1)赤玉が5回以上出る確率

2)6回目に3度目の赤玉が出る確率


1)

1回の試行

赤玉が出る確率 2/6=1/3

6回のうち赤玉が5回以上出るのは、

「赤玉が5回出る」または「赤玉が6回出る」確率

反復試行を6回行い、赤玉が5回出る確率は、

₆C₅×(1/3)⁵×(1-1/3)⁶⁻⁵

=6×1/243×2/3

=4/243

反復試行を6回行い、赤玉が6回出る確率は、

(1/3)⁶

=1/729

2つの事象は排反であるから、加法定理より、

4/243+1/729

=12/729+1/729

13/729


2)

「5回目までに赤玉が2回出て、6回目にもう1回出る」確率

5回目までに赤玉が2回出る確率は、

₅C₂×(1/3)²×(1-1/3)⁵⁻²

=10×1/9×8/27

=80/243

6回目に赤玉が出る確率は、

2/6=1/3

2つの試行は独立であるから

80/243×1/3

80/729


問題

赤玉6個、白玉4個の入った袋から玉を1個取り出し、色を見てからもとにもどす。この試行を5回行うとき、次の確率を求めよ。

1)赤玉が4回以上出る確率

2)5回目に2度目の赤玉が出る確率


1)

1回の試行

赤玉が出る確率 6/10=3/5

5回のうち赤玉が4回以上出るのは、

「赤玉が4回出る」または「赤玉が5回出る」確率

反復試行を5回行い、赤玉が4回出る確率は、

₅C₄×(3/5)⁴×(1-3/5)⁵⁻⁴

=5×81/625×2/5

=162/625

反復試行を5回行い、赤玉が5回出る確率は、

(3/5)⁵

=243/3125

2つの事象は排反であるから、加法定理より、

162/625+243/3125

=810/3125+243/3125

1053/3125


2)

「4回目までに赤玉が1回出て、5回目にもう1回出る」確率

4回目までに赤玉が1回出る確率は、

₄C₁×3/5×(1-3/5)⁴⁻¹

=4×3/5×8/125

=96/625

5回目に赤玉が出る確率は3/5

2つの試行は独立であるから

96/625×3/5

288/3125


問題

数直線上を動く点Pが原点の位置にある。1枚の硬貨を投げて、表が出たときはPを正の向きに2だけ進め、裏が出たときPを負の向きに1だけ進める。硬貨を6回投げ終わったとき、Pが原点にもどっている確率を求めよ。


表の回数r回とすると、裏の回数は(6-r)回

表が出たとき

+2×r=2r 進む

裏が出たとき

-1×(6-r)=r-6 進む

Pの位置はこれらの和だから、

2r+(r-6)

=3r-6

原点の0の位置に戻るのは、

3r-6=0

r=2

よって、Pが原点に戻るのは表が2回出たとき(反復試行を6回行い、表が2回出る確率)

表が出る確率 1/2

したがって、求める確率は

₆C₂×(1/2)²×(1-1/2)⁶⁻²

=15×1/4×1/16

15/64


問題

数直線上を動く点Pが原点の位置にある。1枚の硬貨を投げて、表が出たときはPを正の向きに2だけ進め、裏が出たときはPを負の向きに3だけ進める。硬貨を5回投げ終わったとき、Pが原点にもどっている確率を求めよ。


表の回数r回とすると、裏の回数は(5-r)回

表が出たとき

+2×r=2r 進む

裏が出たとき

-3×(5-r)=3r-15 進む

Pの位置はこれらの和だから、

2r+(3r-15)

=5r-15

原点の0の位置に戻るのは、

5r-15=0

r=3

よって、Pが原点に戻るのは表が3回出たとき(反復試行を5回行い、表が3回出る確率)

表が出る確率 1/2

したがって、求める確率は

₅C₃×(1/2)³×(1-1/2)⁵⁻³

=10×1/8×1/4

5/16


条件付き確率

1つの試行において、事象Aが起こったとして、そのときに事象Bの起こる確率をPA(B)で表す。

      P(A∩B)

A(B)= ━━━━━━

       P(A)


問題

ある博物館の入館者のうち、全体の20%が高校生で、全体の15%が前売り券で入館した高校生である。入館した高校生の中から1人を選び出すとき、その人が前売り券で入館している確率を求めよ。


入館者全体から選ばれた1人が

A「高校生である」

B「前売り券で入館している」

P(A)=20/100

P(A∩B)=15/100

よって、求める確率は

A(B)

=15/100÷20/100

=15/20

3/4


問題

大人と子どもの人数の比が3:2であるグループに、ある提案をしたところ、子どもで賛成した人数は全体の15%であった。このグループの子どもの中から1人を選び出すとき、その人が提案に賛成である確率を求めよ。


グループから選ばれた1人が

A「子どもである」

B「提案に賛成している」

P(A)=2/5

P(A∩B)=15/100

よって、求める確率は

A(B)

=15/100÷2/5

3/8


乗法定理

事象A、Bがともに起こる確率

P(A∩B)=P(A)PA(B)


問題

当たりくじ4本を含む10本のくじを、A、Bの2人がこの順に1本ずつ引く。ただし、引いたくじはもとにもどさない。このとき、次の確率を求めよ。

1)2人とも当たる確率

2)Aが当たり、Bがはずれる確率

3)Aがはずれ、Bが当たる確率

4)2人ともはずれる確率


1)

A「Aが当たる」

B「Bが当たる」

Aが当たる確率 4/10

Aが当たったときに、残り9本で当たり3本を含むから、

条件付き確率

PA(B)=3/9

求める確率は、乗法定理より

P(A∩B)

=4/10×3/9

2/15


2)

A「Aが当たる」

B「Bがはずれる」

Aが当たったときに、残り9本ではずれ6本を含むから、

条件付き確率

PA(B)=6/9

求める確率は、乗法定理より

P(A∩B)

=4/10×6/9

4/15


3)

A「Aがはずれる」

B「Bが当たる」

Aがはずれる確率 6/10

Aがはずれたときに、残り9本で当たり4本を含むから、

条件付き確率

PA(B)=4/9

求める確率は、乗法定理より

P(A∩B)

=6/10×4/9

4/15


4)

A「Aがはずれる」

B「Bがはずれる」

Aがはずれたときに、残り9本ではずれ5本を含むから、

条件付き確率

PA(B)=5/9

求める確率は、乗法定理より

P(A∩B)

=6/10×5/9

1/3


問題

赤玉3個、白玉10個の入った袋から、玉を1個ずつ3個取り出す。ただし、取り出した玉はもとにもどさない。このとき、取り出した玉がすべて赤玉である確率を求めよ。


1回目に赤玉を取り出す確率 3/13

2回目に赤玉を取り出す確率 2/12

3回目に赤玉を取り出す確率 1/11

求める確率は、乗法定理より

3/13×2/12×1/11

1/286


問題

当たりくじを3本含む10本のくじを、A、Bの2人がこの順に1本ずつ引く。ただし、引いたくじはもとにもどさない。このとき、Bが当たる確率を求めよ。


事象①

Aが当たり、Bも当たる確率

Aが当たる確率 3/10

Bが当たる確率 2/9

乗法定理より

3/10×2/9=6/90

事象②

Aがはずれ、Bが当たる確率

Aがはずれる確率 7/10

Bが当たる確率 3/9

乗法定理より

7/10×3/9=21/90

①、②は互いに排反であるから、

加法定理より

6/90+21/90

=27/90

3/10


問題

当たりくじ5本を含む12本のくじを、A、Bの2人がこの順に1本ずつ引く。ただし、引いたくじはもとにもどさない。このとき、Bが当たる確率を求めよ。


事象①

Aが当たり、Bも当たる確率

Aが当たる確率 5/12

Bが当たる確率 4/11

乗法定理より

5/12×4/11=20/132

事象②

Aがはずれ、Bが当たる確率

Aがはずれる確率 7/12

Bが当たる確率 5/11

乗法定理より

7/12×5/11=35/132

①、②は互いに排反であるから、

加法定理より

20/132+35/132

=55/132

5/12


期待値

数量Xの値と確率

X x₁,x₂,x₃,...,xn

確率p₁,p₂,p₃,...,pn

Xの期待値は

x₁p₁+x₂p₂+x₃p₃+...+xnpn


問題

5枚の硬貨を同時に投げて、表の出た硬貨の枚数が5、4、3の場合に、それぞれ得点40、16、4を得るが、それ以外の場合には得点は得られないとする。得点の期待値を求めよ。


5枚の硬貨を同時に投げる

表と裏の出方 2⁵=32通り

表が5枚出る確率

(1/2)⁵=1/32

表が4枚出る確率

₅C₄×(1/2)⁴×(1-1/2)⁵⁻⁴

=5×1/16×1/2

=5/32

表が3枚出る確率

₅C₃×(1/2)³×(1-1/2)⁵⁻³

=10×1/8×1/4

=5/16

よって、求める期待値は

40×1/32+5/32×16+5/16×4

=20/4

5


問題

次の①、②の2つの場合のいずれかが選べるとき、どちらを選んだ方が、得られる金額の期待値が大きいか。

① 確実に30000円得られる場合

② 40000円得られる確率が0.8で、何も得られない確率が0.2である場合


②の期待値

40000×0.8+0×0.2

=32000

よって、


問題

次の①~③の3つの場合の中で、得られる金額の期待値が最も大きいのはどれか。

① 確実に600円得られる場合

② 硬貨を1枚投げて、表が出たら1000円、裏が出たら500円得られる場合

③ さいころを1回投げて、200円に出た目を掛けた金額が得られる場合


②の期待値

1000×1/2+500×1/2

=750

③の期待値

1/6×200×(1+2+3+4+5+6)

=700

よって、


問題

赤玉2個と白玉3個が入った袋から、3個の玉を同時に取り出し、出た赤玉1個につき100円もらえるゲームがある。このゲームの参加料が150円であるとき、このゲームに参加することは得であるといえるか。


計5個から3個を取り出す組合せ

₅C₃=10通り

赤玉0個(白玉3個)の確率

白玉3個から3個取り出す組合せ

₃C₃=1通り

確率 1/10

赤玉1個の確率

赤玉2個から1個、白玉3個から2個取り出す組合せ

₂C₁×₃C₂=6通り

確率 6/10

赤玉2個の確率

赤玉2個から2個、白玉3個から1個取り出す組合せ

₂C₂×₃C₁=3通り

確率 3/10

よって、期待値は

1/10×0+6/10×100+3/10×200

=60+60

=120

期待値は120円だから、得であるといえない


問題

50円硬貨3枚を同時に投げて、表が出た硬貨を全部もらえるゲームがある。1回のゲームで、受け取る金額の期待値を求めよ。

また、このゲームの参加料が1回80円のとき、このゲームに参加することは得といえるか。


1枚投げたときの表が出る確率 1/2

表が3枚出る確率

(1/2)³=1/8

表が2枚出る確率

₃C₂×(1/2)²×(1-1/2)³⁻²

=3×1/4×1/2

=3/8

表が1枚出る確率

₃C₁×1/2×(1-1/2)³⁻¹

=3×1/2×1/4

=3/8

よって、期待値は

1/8×150+3/8×100+3/8×50

=600/8

=75

期待値は75円、得であるといえない


【 たむかい学習教室 】

完全1対1 個別指導


教員経験20年のプロ講師による完全マンツーマン指導!

追加料金なしの安心の授業料で、手厚いサポート!

全科目対応で、幅広い学習ニーズにお応えいたします!

たむかい学習教室 個別指導 塾 青森県 八戸市

多くの生徒さんや親御さんのご期待に、本当の意味でお応えできるよう、当塾では生徒一人に教師一人」の授業で、塾生の学習を本格的にサポートしております。


塾生のホンネ

「数学や英語が苦手。何から始めたらいい?」

「長い問題文が苦手。どうしたらいい?」

「学校の授業で難しいことが増えてきた」

「受験が不安。テスト成績を上げていきたい」

勉強する生徒

完全1対1授業でホンネを解決!

苦手の克服に最適

受験に強い個別指導

経験豊富な講師の一貫指導

安心の授業料で全力サポート

たむかい学習教室 個別指導 塾 青森県 八戸市

苦手の克服に最適

 5教科対応、完全マンツーマンで指導いたします。弱点を着実に克服でき、「わかる・できる」につながります。学校の授業が定着しやくすなり、成績アップも期待できます。


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 入試の出題範囲は広く、十分な対策時間と学習量が必要になります。受験に向けて、対策時間と学習量をしっかりと確保できるのは、完全1対1授業の強みです。


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 教員経験20年の講師が確かなノウハウで、難解な内容もわかりやすく丁寧に指導いたします。初めての受講生からも「分かりやすい」「納得の解説」と好評です。


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 入塾費や高額な教材費、授業料以外にいただく追加料金は一切ございません。安心の授業料で全力サポートいたします。

 <1か月授業料(税込)>

 90分授業:14,800円(月4回)

  120分授業:17,600円(月4回)


 (例)1回・90分授業の場合

 教師1名・生徒3名の複数指導

 →1名につき30分の個別指導

 指導時間3分の1、実質料金は割高に

  

 教師1名・生徒1名の完全個別指導

 ⇒完全90分の個別指導(当塾)

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親御さんの声

できる問題が増え勉強に自信がついたようで、期待感があります」

「苦手だった英語と数学が伸び始めたので、正直ホッとしています」

成績の伸び幅と年間の費用を考えると、転塾して正解でした」


合格実績

八戸高 八戸東高 八戸北高 八戸西高 国立八戸高専 八戸工業高 八戸商業高 八戸工業大学第一高 八戸工業大学第二高 千葉学園高 八戸聖ウルスラ学院・英語科

八戸聖ウルスラ学院中学 八戸工大二高附属中学


指導実績

八戸市立第一中 第二中 第三中 長者中 根城中 白山台中 白銀中 鮫中 大館中 東中 下長中 北稜中 是川中 南浜中 明治中 中沢中 工大二高附属中 階上中 福地中

八戸東高 八戸北高 八戸西高 仙台育英学園高ILC

吹上小 中居林小 柏崎小 長者小 根城小 新井田小 旭ヶ丘小 西園小 南郷小

今年度塾生28名(2025年4月現在)


体験学習」を実施しています

通塾をご検討の方に無料体験学習を実施しております。

当日の学習科目は希望制です。小学生から中高生まで、ご要望にお応えできるよう授業を進めさせていただきます。

たむかい学習教室 個別指導 塾 青森県 八戸市

ご入塾までの流れ


体験学習(60分)

入塾をご希望の場合、

保護者面談の日程調整

保護者面談(40分程度)

お子様の受講に関わるご説明

保護者の方からのご相談・ご要望

受講開始手続き


体験学習・実施日時こちら


塾生の声

苦手意識から「自信」へ

(中学3年)

塾生の声 たむかい学習教室

 今まで分からないことが多く、学校の授業についていけないことがあったり、テストで全く解けない問題もありましたが、先生から考え方や解き方を分かりやすく丁寧に教えてもらい、解ける問題が増えてテストの点数が大きく上がりました。この教室に通って、勉強に自信が持てるようになりました。


3年間の積み重ねで受験合格

(小学6年)

塾生の声 たむかい学習教室

 4年生の時から通い始めました。3年間の授業で、先生は分からない問題を理解しやすく、そしてやさしく教えてくれました。本当にこの塾で良かったと思っています。6年生の冬には、志望校の受験に合格することができました。一貫校に進むので、次は大学受験です。中学に上がっても、目標のためにこの塾で学んでいきます。


苦手の克服が高得点に

(高校1年)

塾生の声 たむかい学習教室

 苦手の英語を克服するために通い始めました。長文対策では、先生と一緒に音読練習や和訳などに繰り返し取り組み、テストでは高得点を取れるようになりました。通う前より、勉強の量だけでなく、勉強の質も上げることができました。他教科の苦手にも向き合って、「得意」に変えていけるよう、この教室で学習を続けていきたいです。


受講に関するお問い合わせ

ご相談はお気軽にお尋ねください

たむかい学習教室 個別指導 塾 青森県 八戸市

電話番号

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2025.7.6 確率 高校数学


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